1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 政治

岩屋外相、ルビオ国務長官と初会談で日米同盟の強化を確認…対米投資への不安払拭も要請

読売新聞 / 2025年1月22日 12時3分

岩屋外相

 【ワシントン=上村健太】岩屋外相は21日午後(日本時間22日午前)、ワシントンの米国務省内でルビオ国務長官と約30分間会談し、日米同盟の強化と「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた協力を進めることで一致した。2月前半の開催で調整が進む日米首脳会談について、調整を加速させることも確認した。

 トランプ第2次政権が20日に発足後、日米の閣僚が会談するのは初めて。両氏は日米豪印や日米韓などの同志国の連携を強化していくことを確認したほか、核・ミサイル開発を進める北朝鮮や、覇権主義的な行動を強める中国について意見交換した。岩屋氏は日本の防衛力強化の取り組みや対中政策について説明した。トランプ大統領が言及している関税引き上げに関する議論はなかった。

 日本企業による対米投資や経済安全保障を含む日米経済関係の重要性も確認した。岩屋氏は会談後、記者団に対し、日本製鉄による米鉄鋼大手USスチール買収計画を念頭に、「日本から米国への投資について不安や懸念を払拭ふっしょくする努力をしてほしいと申し上げた」と明らかにした。

 会談に先立ち、日米豪印の協力枠組み「Quad(クアッド)」の外相会談も開かれ、「日米豪印の活動を進展させる」とした共同声明を発表した。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください