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「守備・走塁でも度肝」「違う野球を持ってきた」…イチローさんと一緒にプレーした長谷川滋利さん

読売新聞 / 2025年1月22日 13時12分

イチローさんの米野球殿堂入りを伝える大型モニター(22日午前9時51分、東京都千代田区で)=帖地洸平撮影

 米大リーグのマリナーズなどで活躍し、日米通算4367安打を誇るイチロー(本名・鈴木一朗)氏(51)が21日(日本時間22日)、日本人初の米国野球殿堂入りを果たした。

 イチロー氏は常に緊張感を持って打席に入ったという。オリックス、マリナーズで共にプレーした長谷川滋利しげとし氏は「ぼろ負けしている時に適当に打つのは相手投手に対して失礼だと、よく言っていた」と振り返る。全力で投手に挑んだ1万734打席の積み重ねで、米通算3089安打。3000安打はメジャーの歴史で33人しか達成していない。

 大リーガーたちを驚かせたのは、打撃だけではない。「守備、走塁でも度肝を抜かれていた。(パワーではなくスピードという)違う野球を持ってきたイメージがあった」と長谷川氏。2001年の渡米時にあった、日本人野手への懐疑的な見方を一掃した。

 殿堂入りを受けてイチロー氏はこの日、「(渡米時は)僕がきょう、発表の場にいられることを全く想像できなかった。大変光栄なことだと思っている」と喜びを語った。ほぼ満票の得票は、イチロー氏のプレーが今も色あせず、米球界の記憶に鮮烈に刻まれていることを証明した。(帯津智昭)

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