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島田麻央初V、名前の由来でもある浅田真央さんに続く決意…男子は中田璃士

読売新聞 / 2025年1月22日 19時58分

フィギュアスケート女子で優勝した中京大中京通信制の島田麻央(22日)=後藤嘉信撮影

 全国高校スケート・アイスホッケー選手権第3日(22日・コーセー新横浜スケートセンターほか=読売新聞社共催)――フィギュアスケート女子は、ショートプログラム(SP)首位の島田麻央(愛知・中京大中京通信制1年)がフリーで143・16点をマークし、合計214・98点で初優勝を果たした。男子は中田璃士りお(同1年)がSPに続いて1位となり、合計226・52点で制した。

「中京」の文字背負う思い

 既に日本のトップレベルにいる島田でも、高校総体には他の大会とは違う思い入れがあったようだ。中京大中京のジャージーを着て大会に臨む機会は少ないだけに、「その1回目を優勝で終われてすごくうれしい」と笑みがこぼれた。

 名前の由来でもある五輪銀メダリストの浅田真央さんを目標に腕を磨き、その先輩と同じ高校に進学。「中京」の文字を背負うことを喜びつつ、「すばらしい選手たちがこのジャージーを着て世界に羽ばたいていった」と、後に続く決意も口にしていた。

 その思いが華麗な演技ににじみ出た。冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は流れるように成功。続く4回転トウループは転倒したが、焦ることなく立て直す。連続ジャンプを次々に決め、終盤は高速スピンで観客を引き込んだ。

 上々の得点にも、「4回転ジャンプは最近同じミスをしている。どうしたらいいか考えて精度を上げたい」。憧れの背中を意識しているからこそ、自らを厳しく引き締めることも忘れなかった。(森井智史)

中田璃士「3連覇するつもり」

 男子は、昨年末の全日本選手権で2位に入った中田が実力を見せつけた。4回転トウループやトリプルアクセルなどを鮮やかに決め、演技を終えると氷上でうつぶせになって会場をわかせた。「歴史に名を刻みたい」と語る中田にとっては高校王者も大事なタイトル。「しっかり1位を取れたのはうれしい。(ここから)3連覇するつもり」と力強かった。

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