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全員地元、19人中17人が高校から競技始めた渋川工…強豪に0-55で敗れるも堂々の全国1勝

読売新聞 / 2025年1月22日 21時11分

相手の猛攻を懸命にしのぐ渋川工の選手たち(22日、北海道苫小牧市で)

 冬の全国高校総体(インターハイ=全国高体連など主催、読売新聞社共催)は22日、横浜市でフィギュアスケート選手権大会の男女決勝、盛岡市でスピードスケート選手権大会の男女1000メートルと女子3000メートル、男子5000メートル、北海道苫小牧市でアイスホッケー選手権大会の2回戦が行われた。アイスホッケーは渋川工(群馬)が清水(北海道)に敗れた。

 渋川工は2回戦で優勝候補の一角・清水(北海道)に0―55の大差で敗れたが、高井隼人主将(3年)は「大人になっても思い出に残る試合をしようと大会前に話し合って、それが実現できた。3年生最後の大会を悔いなく終われた」と振り返った。

 19選手全員が地元出身。このうち、高井主将を含む17人は高校からアイスホッケーを始めた。インターハイ出場は3年ぶりで、1回戦の龍谷富山(富山)戦で13年ぶりの勝利を収めた。

 高井主将は「来年もインターハイに出てほしい。守りを軸に、少ない得点で勝っていくチームを引き継いでいってほしい」と後輩たちにエールを送った。

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