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イチローさん「仰木監督の存在がなければ、イチローにならなかった」…殿堂入り会見一問一答

読売新聞 / 2025年1月22日 22時44分

21日、米国野球殿堂入りを果たし、喜びを語るイチローさん=帯津智昭撮影

 【シアトル=帯津智昭、クーパーズタウン(米ニューヨーク州)=平沢祐】今年の米国野球殿堂入り選手が21日に発表された。マリナーズなどで日米通算4367安打をマークし、日本人として初めて選ばれたイチロー氏(51)はこの日、対面とオンラインで2度の記者会見に応じた。主な一問一答は以下の通り。

【シアトルでの記者会見】

 ――シアトルのファンに殿堂入りを見せられた。

 「2018年に(マーリンズから)シアトルに戻ってきた時に迎え入れてくれた、あの温かい気持ちは、僕のトップ5に入るぐらいのハイライト。球団に対しても、出ていった選手をまた戻してくれた思いがとてもうれしかった」

 ――満票に1票足りなかった。

 「1票足りないのはすごくよかった。しかもジーターと一緒。生きていく上で、不完全だから進もうとできるわけでね。そこに向き合えるというのはよかった」

 ――今は日本選手が多く活躍している。自身も大きな役割を担ってきた。

 「日本人選手のために僕が何かを開けるか、そんな余裕はなかった。自分の結果を出すことに必死だった。今年で僕が来てから25年目になるが、感覚的にはまだまだ(日本選手が)少ない」

【オンライン記者会見】

 ――感謝を伝えたい人は。

 「まずは妻。ずっと一緒に戦ってきてくれて支えてきてくれた存在。(元オリックスの)仰木(彬)監督の存在がなければ、恐らく片仮名のイチローにもならなかったし、人にこれだけ知ってもらうこともなかったと思う」

 「野球という存在がなければ、僕は何者かになれたんだろうかと考える。人との出会いと少しの運。この二つが大きく人生に影響すると改めて感じている」

 ――今後やりたいことは。

 「命を削ってまでやろうとするものは恐らく見えてこない。それができるのは野球でしかない。これから別の野球の道を模索していく。そこでまた自分がエネルギーを注げることを期待している」

 ――今日のお祝いは。

 「明日が早いこともあって、いつも通り過ごすんじゃないでしょうか。家で妻とお酒を1杯、乾杯するくらいだと思う」

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