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国内初の洋式競馬場、横浜・根岸の「一等馬見所」保存へ…耐震工事後に一般開放

読売新聞 / 2025年2月1日 17時45分

横浜市の歴史的建造物に指定された「旧根岸競馬場一等馬見所」(市提供)

 横浜市は1月22日、中区の根岸森林公園内にある「旧根岸競馬場一等馬見うまみ所」(1929年建設)を、市の歴史的建造物に認定したと発表した。現存する日本最古の競馬場建築とされる。現在は立ち入り禁止となっているが、耐震工事を行った上で一般開放を目指すという。

 根岸競馬場は1866年、国内初の洋式競馬場として開設された。後に横浜競馬場と名称を変え、1943年に閉鎖された。

 現存する一等馬見所は、関東大震災で崩壊した馬見所に代わって建設されたもので、鉄骨鉄筋コンクリート造りの地上7階建て。三つの塔屋が特徴的だ。建築史からみた重要性に加え、外国由来のスポーツ文化を象徴する施設でもある。高台に立つ地域のランドマークとして、市は保存・活用を進めることを決めた。

 山中竹春市長は同日の定例記者会見で、「歴史的な建造物としての魅力を最大限引き出し、一体的な街づくりを進めていきたい」と述べた。

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