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大谷翔平には「ジェラシーしかなかった」 大田泰示氏、日本ハム時代に度肝抜かれた「豪快」エピソード明かす

J-CASTニュース / 2025年1月22日 11時55分

大谷翔平には「ジェラシーしかなかった」 大田泰示氏、日本ハム時代に度肝抜かれた「豪快」エピソード明かす

大谷翔平選手(編集部撮影)

プロ野球巨人、日本ハム、DeNAでプレーした大田泰示氏(34)が2025年1月21日にまでに公開された元巨人の岡崎郁氏(63)のユーチューブ動画に出演し、大リーグのロサンゼルス・ドジャースに所属する大谷翔平選手(30)とのエピソードを語った。

「彼がメジャーに行く前で、日本でほぼ完ぺきに」

大田氏は東海大相模高校から08年ドラフト会議で巨人に1位指名され入団。巨人で8年間プレーし、16年オフに交換トレードで日本ハムに移籍した。21年オフに自由契約となりDeNAに入団し、24年シーズンを最後に現役引退した。

大谷とは17年シーズンの1年間、ともに日本ハムでプレーした。大谷は17年オフにポスティングシステムを利用してロサンゼルス・エンジェルスに入団し、24年シーズンからドジャースでプレーしている。

高校時代、通算65本塁打を記録した大田氏。プロでは、日本ハム時代の19年に20本塁打をマークし、通算84本の本塁打を放った。

バッティングに定評があった大田氏は、大リーグにいく直前の日本ハム時代の大谷の印象について、こう語った。

「バッティング練習は、僕も飛ばすほうでしたし、練習の醍醐味はホームランだと思って練習をしていました。彼を見たときに、もうジェラシーしかなかった。彼がメジャーに行く前で、日本でほぼ完ぺきになっている状態だった。もう度肝を抜かれた」

さらに、大谷の「驚愕」エピソードは続き、当時を次のように振り返った。

「バックスクリーンを超えるなんて、どういうこと?」

「名護のキャンプで、古い球場だったが、打って軽く(スタンドに)入るし、ちょっと本気出してエンジンがかかってくると、バックスクリーンを超える。『バックスクリーンを超えるなんて、どういうこと?』みたいな。レフトにも打てる。風が、レフトがアゲインストなので、ライトはすごく伸びる。バックスクリーンを超えるし、すごいと思って」

大田氏は自身の経験を踏まえ、大谷のバッティングを独自に分析。本塁打を量産する大谷のスイングに迫った。

「よく見るのは、スイングが速いという見え方。客観的にスイングが速いとうのは、弧が小さいイメージがある。あいつのスイングの円はすごく大きい。弧が大きいまま回っているので、それだけ遠心力がかかっている。それで、バットにボールがくっついている時間が長く見えているのかと思う。ピッチャーが投げて、自分の軌道に入ってくる時間がすごく長くて、バットに当たってもそのままいっているから、長く見えているのかなと思っている」

そして、日本ハム時代と大リーグに移籍してからのバッティングの違いについて指摘し、その理由を、次のように説明した。

「メジャーに行ってノーステップに変えた。ソフトバンクの近藤(健介)とジャパンのときに話をしていたみたいだが、極論は、バッティングは足を上げたりするけども、バットに当たる確率が減る。でも、バントは動かないところで、合わせる。バスターにしても。これが彼の極論らしいです。聞いた話ですが。それぐらい余分な動きをそぎ落としてでも、あの打球が飛ぶのがすごい」

大田氏はプロで15年間プレーし、通算打率.259、84本塁打、343打点を記録。出塁率と長打率を合わせたOPSは.716だった。

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