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NYダウ終値、130ドル高の4万4156ドル…ソフトバンクの巨額AI投資が呼び水

読売新聞 / 2025年1月23日 6時32分

ニューヨーク証券取引所

 22日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前日比130・92ドル高の4万4156・73ドルだった。値上がりは3営業日連続。ソフトバンクグループ(SBG)が21日に発表した巨額AI(人工知能)投資が呼び水となり、関連銘柄が上昇した。

 半導体大手エヌビディアとIT大手マイクロソフトがそれぞれ4%高となった。両社はSBGが21日に発表したAI関連インフラ投資事業「スターゲート」に技術パートナーとして参画する。ダウ平均の構成銘柄ではないが、同事業に参画するソフトウェア大手オラクルも7%高となった。

 SBGの孫正義会長兼社長は21日、トランプ米大統領と共同で記者会見し、「チャットGPT」を開発した米オープンAIなどと連携して米国内のデータセンター整備などに今後4年間で5000億ドル(約78兆円)を投資する方針を表明した。

 IT企業の銘柄が多いナスダック市場の総合指数の終値は252・56ポイント高の2万0009・34となり、約1か月ぶりに2万台を回復した。米国の主要約500銘柄で構成するS&P500の終値は37・13ポイント高の6086・37となり、過去最高値に肉薄した。いずれもSBGの「スターゲート」関連銘柄が指数を押し上げた。(ニューヨーク支局 小林泰裕)

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