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トランプ氏、議会襲撃で禁錮22年の極右元指導者ら200人釈放…恩赦や減刑に共和党内からも批判

読売新聞 / 2025年1月23日 20時0分

20日、米ワシントンのホワイトハウスで様々な大統領令に署名するトランプ大統領=AP

 【ワシントン=淵上隆悠】米国のトランプ大統領が2021年1月の連邦議会占拠事件で収監された人に与えた恩赦や減刑に対し、共和党内からも批判の声が上がっている。

 ロイター通信によると、トランプ氏が恩赦や減刑の対象とした約1500人のうち、21日時点で全米各地の拘置所などから200人以上が釈放された。この中には、扇動共謀などの罪に問われて禁錮22年の判決を言い渡された極右団体「プラウド・ボーイズ」の元指導者エンリケ・タリオ氏らが含まれていた。タリオ氏は釈放された後、米メディアに対し、「トランプ氏が約束を守ってくれてうれしい」と語った。

 事件では警官1人を含む5人が死亡し、負傷した警官は100人を超える。共和党のビル・カシディ上院議員が「警察官に暴行した人は刑期を全うすべきだ」と述べるなど、党内からも恩赦を疑問視する声が出ている。トランプ氏は22日のFOXニュースのインタビューで、「彼らは選挙に不正があったと知っていたから抗議しただけだ」と語った。

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