部員３人でも男子パシュート２位…山形中央２年の小谷瞭太朗選手、後輩２人と「昨年の５位超えた」

男子パシュートで２位となった山形中央の選手たち＝大金史典撮影

　冬の全国高校総体（インターハイ＝全国高体連など主催、読売新聞社共催）は２３日、盛岡市でスピードスケート選手権大会の男女２０００メートルリレーと男女チームパシュート（団体追い抜き）、北海道苫小牧市でアイスホッケー選手権大会の準々決勝と準決勝が行われた。

　山形県勢は、スピードスケート男子パシュートで山形中央が２位だった。

寮生活で？息の合った滑り

　男子パシュートで準優勝した山形中央の小谷瞭太朗選手（２年）は「昨年の５位を超えることができた」と喜んだ。レース中は最後尾に位置すると、前を滑るともに１年生の和田礼生、佐々木康介両選手を鼓舞し続けて好記録につなげた。男子部員は３人しかいないが寮生活を共にし、互いに気心は知れている。息の合った滑りを披露し、小谷選手は「日頃の成果を出せた」と胸を張った。

▽男子団体追い抜き　〈２〉山形中央４分３３秒４６

　（１～８位のタイムは手動計時による）