1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

日航の過剰飲酒問題で鳥取三津子社長と赤坂祐二会長を減俸30%2か月

読売新聞 / 2025年1月24日 11時31分

日本航空の機体

 日本航空の機長2人(解雇処分)が豪州メルボルンからの乗務前日に内規の約3倍にあたる飲酒をし、それを隠して国際線を運航した問題で、日航の鳥取三津子社長は24日午前、自身と赤坂祐二会長について、減俸30%2か月とするなど、関係役員の処分を行う方針を明らかにした。赤坂会長を安全対策の責任者「安全統括管理者」から解任する方針も正式に表明した。

 鳥取氏は国土交通省を訪れ、メルボルンでの飲酒問題について、社内で取りまとめた再発防止策を提出した。

 その後、報道各社の取材に応じ、鳥取、赤坂両氏の減俸に加え、立花宗和・安全推進本部長、南正樹・運航本部長、下口拓也・オペレーション本部長の「一段と深い処分」を検討していると説明した。

 日航では昨年、米国サンディエゴ空港での停止線越えなど3件の安全上のトラブルに加え、国際線機長らによる飲酒問題が2件相次いだ。また、アルコール検査の実施体制についても複数の不備が判明している。

 こうした経緯から、社内で講じてきた対策が機能していない点や、メルボルンでの飲酒問題について国交省への報告が法令の期限よりも遅れた点を踏まえ、関係役員の処分を確定させる。

 鳥取氏は時折、声を詰まらせながら、「要所要所での判断の誤りについて、私個人ももちろん、大変深く反省をしており、重く受け止めている」などと語った。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください