中日・小笠原慎之介、ナショナルズと２年契約…ポスティングでの交渉期限直前に決定

ナショナルズへの移籍が発表された中日・小笠原（２０２４年８月）

　プロ野球の中日ドラゴンズからポスティングシステムでの米大リーグ移籍を目指していた小笠原慎之介投手（２７）が２４日（日本時間２５日）、ナショナルズに入団することが決まった。球団が発表した。球団公式サイトによると、２年契約。同日が交渉期限だった。

　首都ワシントンを本拠地とするナショナルズは、昨季はナ・リーグ東地区で５チーム中４位。２０１９年にワールドシリーズ初制覇を果たしている。同地区には千賀滉大の所属するメッツ、阪神から移籍の青柳晃洋がマイナー契約を結んだフィリーズなどがいる。

　小笠原は神奈川・東海大相模高から２０１６年にドラフト１位で入団。今季は５勝１１敗、防御率３・１２、８２奪三振だった。プロ通算９年間では４６勝６５敗、防御率３・６２、７５７奪三振。（ロサンゼルス支局　帯津智昭）