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トランプ大統領、ロス山火事の被災地を視察…民主党の知事に送水システム整備受け入れ迫る

読売新聞 / 2025年1月25日 17時43分

24日、米ロサンゼルス国際空港で、ニューサム知事(左)と話すトランプ大統領(右)=AP

 【ロサンゼルス=後藤香代】トランプ米大統領は24日、山火事に見舞われた米カリフォルニア州南部ロサンゼルスを視察した。復興支援を約束する一方、州北部から南部への送水システムの整備構想を受け入れるよう、ギャビン・ニューサム州知事ら地元指導者に迫った。民主党の次期大統領候補と目されるニューサム氏は対応に苦慮している。

 トランプ氏はロサンゼルス国際空港で出迎えたニューサム氏と固い握手を交わし、「被害が繰り返されないよう、恒久的な解決策を見いだす」と誓った。ニューサム氏は「コロナ禍で私たちを助けてくれた」とトランプ氏を持ち上げた。ニューサム氏は政敵のトランプ氏を批判してきたが、この日は融和ムードを演出した。

 ロサンゼルスとその近郊では、複数の山火事で計28人が死亡した。水不足で水圧が低下して消火活動が滞る問題も発生し、ニューサム氏は延焼を防げなかった責任を問われている。

 トランプ氏は24日、地元指導者との意見交換で「干上がった地域に大量の水を送る」と持論を展開した。ニューサム氏はこの提案に否定的な見解を示してきたが、知事として連邦政府の支援を引き出す役目も担っている。米CNNは24日、「ニューサム氏の政治生命はトランプ氏と山火事対応に左右される」と指摘した。

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