WHO支出削減へ、トランプ大統領の脱退表明受け…世界の感染症対策への影響危惧
読売新聞 / 2025年1月25日 17時58分
【ジュネーブ=船越翔】ロイター通信は24日、世界保健機関(WHO)が米国の脱退表明を受け、支出の削減に乗り出したと報じた。米国はWHOへの資金拠出額が世界最大で、脱退すればWHOが資金不足に陥る可能性があるとの見方が出ていた。
ロイター通信が確認したWHOの内部文書では、テドロス・アダノム事務局長が米国の決定で「我々の財務状況は非常に厳しいものとなる」と懸念を示し、資金不足を回避するため、職員採用の停止や渡航費の大幅削減などを検討していると書かれていた。
WHOによると、2022~23年の米国の拠出額は約13億ドル(約2000億円)に上り、途上国での医療物資の供給や感染症予防などに使われている。米国のトランプ大統領は脱退に伴って資金の拠出を打ち切る方針で、世界の感染症対策などへの影響が危惧されている。
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