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ドローンで所在不明者や交通事故現場を捜索…石川で警察が実証実験、署内から遠隔操作

読売新聞 / 2025年2月1日 23時18分

実証実験でローソンの屋上から飛び立つドローン(昨年12月23日、七尾市で)

 日常の警察活動にドローンを活用するため、石川県警とKDDI、コンビニ大手・ローソンなどが石川県七尾市で実証実験を行った。

 実験は昨年12月23日に実施。発着地点をローソン七尾小島町店の屋上に設け、所在のわからなくなった人を捜したり、5キロ離れた交通事故現場を調べたりする手順などを確認した。KDDI子会社のオペレーターの男性が、七尾署員の指示で、署内の会議室からドローンを遠隔操作した。

 県警は能登半島地震の被災地でドローンによる捜索を行ったものの、日常業務での活用は進んでいない。

 道路渋滞で事故現場などへの到着が遅れる場合もあり、ドローンの活用は警察の対応の迅速化につながると期待されている。日頃からドローンを使用して技術が身につけば、災害時の対応力の向上も見込める。

 今回の実験で使われたのは障害物を回避しながら自律飛行できる機体。ただ、電波の状況が不安定で、飛び立つのにやや時間がかかった。実験に同席した県警の大嶌正洋本部長(49)は終了後、「上空から俯瞰ふかんでき、人が行きづらい場所にも飛ばせるのはドローンの利点だ。実験で見えてきた課題を洗い出したい」と話した。

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