1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

カザフスタン出身力士初の賜杯へあと1勝…金峰山、千秋楽の王鵬戦は「自分の相撲を取りたい」

読売新聞 / 2025年1月26日 0時4分

隆の勝(右)を突き落としで破った王鵬(25日)=鈴木毅彦撮影

 大相撲初場所は25日、両国国技館で14日目の取組が行われ、ただ一人2敗の金峰山は霧島をすくい投げ、初優勝に王手をかけた。豊昇龍は尊富士を寄り切って11勝として逆転優勝に望みをつなげ、王鵬も隆の勝を突き落とし可能性を残した。大の里は琴桜との大関対決を制し9勝。琴桜9敗。大栄翔は関脇で2桁白星を挙げた。

 金峰山が霧島を豪快に投げ飛ばして賜杯に王手。得意の突き押し相撲ではなく組み止める形になったが、勝負を急いで足技を出してきた霧島を強引にすくい投げた。「ちょっと焦ったけど、落ち着けた」と振り返り、「体が(四つ相撲を)覚えている。投げるんだったら思い切り投げないと」と満足げだ。

 木瀬部屋の部屋付きで指導し、平幕優勝の経験がある千田川親方(元幕内徳勝龍)からは「そのまま続けていけ」と背中を押されている。「(優勝は)考えていない。自分の相撲を取りたい」と金峰山。楽日は王鵬に勝てば優勝が決まる。カザフスタン出身力士初の賜杯へ、準備は整っている。(小高広樹)

王鵬、優勝戦線残った

 1差で追う王鵬が優勝争いに踏みとどまった。隆の勝に右を差されて俵に詰まったが、逆転の突き落としで土俵下へ転がした。ヒヤリとする白星にも「体の調子が良い証拠」と淡々。初優勝の可能性を残し、「こんな経験はなかなかないので、この現状をかみ締めて、楽しんでいけたら」と意気込んだ。本割で金峰山に勝てば、優勝決定戦かともえ戦に持ち込むことができる。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください