1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

トランプ氏、パレスチナ人をガザ以外の土地に強制移住させる意向「ほとんどすべてが解体され人々は死んでいる」

読売新聞 / 2025年1月26日 18時34分

ガザ最南部ラファで破壊された自宅から持ち物を探す住民

 【ワシントン=池田慶太、エルサレム=福島利之】米国のトランプ大統領は25日、イスラエルとイスラム主義組織ハマスの戦闘に巻き込まれたパレスチナ自治区ガザの住民について、「アラブ諸国と協力し、平和に暮らせるかもしれない違う場所に住宅を建設したい」と述べた。ガザ以外の土地に強制移住させたいとの考えを示したもので、国際社会の強い反発が予想される。

 トランプ氏は大統領専用機内で記者団に、ガザの現状は「文字通り解体現場のようだ」とし、「ほとんど全てが解体され、人々は死んでいる」と述べた。

 トランプ氏は、ヨルダンのアブドラ国王と行った電話会談で、「ガザはひどい状況だ。パレスチナの人たちをもっと連れて行ってほしい」と伝えたと明かし、エジプトのアブドルファタハ・シシ大統領にも、26日の電話会談で同様の要請を行う考えを示した。

 トランプ氏の発言を受け、イスラム主義組織ハマスは26日、「故郷から追放や移住をさせるいかなる計画も断固拒否する」との声明を出し、米国政府に対し、「パレスチナ人の権利や自由な意思に反する」として発言の撤回を求めた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください