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囲碁棋聖戦の第2局、一力遼棋聖が勝ちタイに…井山裕太王座「いい図が見えなかった」

読売新聞 / 2025年1月26日 20時18分

【第49期棋聖戦第2局】1日目に封じた88手目を打つ一力遼棋聖(右は井山裕太王座)(26日午前9時4分、栃木県日光市で)=富永健太郎撮影

 囲碁界の最高位を争う第49期棋聖戦七番勝負(読売新聞社主催、特別協賛・サントリーホールディングス)の第2局が25、26日、栃木県日光市のホテル「日光千姫物語」で行われ、26日午後6時9分、一力遼棋聖(27)が挑戦者の井山裕太王座(35)に190手までで白番中押し勝ちして、シリーズ1勝1敗とした。

 一力棋聖は封じ手の白88から中央の白の一団を生きた。井山王座は中央の黒数子を捨て、左上の白を攻めると、さらに下辺に打ち込んで戦線を拡大した。ここで一力棋聖は右上隅の黒の一団を仕留め、左下の大石をしのぐ作戦をとった。一力棋聖は黒の猛攻に巧みに対応してリードを奪うと、的確な判断で勝ち切った。

 第3局は2月5、6日に仙台市の「宮城県知事公館」で行われる。

一力棋聖の話「(白148と)中央を曲げたあたりで、しのぐ雰囲気が出てきたと思った」

井山王座の話「左上と左下の攻めをうまく絡めたかったが、いい図が見えなかった」

【2日目】1~190手(完)白中押し勝ち

持ち時間各8時間白・一力7・50分黒・井山7・52分

122(99)、178(173)

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