1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

火星の石や藻類に扮したハローキティのオブジェも…万博会場内最大の「日本館」、テーマは循環

読売新聞 / 2025年1月26日 22時5分

報道陣に公開された「日本館」(26日、大阪市此花区で)=河村道浩撮影

 4月に開幕する大阪・関西万博で、政府が出展する「日本館」が26日、報道陣に公開された。テーマは「循環」で、会場内で最大のパビリオンとなる。内外壁に木板を計560枚使い、目玉となる「火星の石」が展示される。開催国の「顔」として各国の賓客を迎える場にもなる。

 円状の2階建ての建物(高さ約13メートル、円周約250メートル)で、敷地面積は約1万3000平方メートル。2月末の完成を見込む。内外壁には、国産杉の板を複数枚接着して強度を高めた「直交集成板」を使い、万博終了後は板を再利用する。

 館内では、水や生命の起源を解明する手がかりとされる火星由来の隕石いんせき(幅29センチ、高さ17・5センチ)と、そのかけらを展示する。かけらは壁に埋め込み、来館者が触れられるようにする。

 地球温暖化や食料問題の解決の切り札と期待される藻類がメインとなるエリアでは、32種類の藻類にふんした人気キャラクター「ハローキティ」のオブジェが並ぶ。藻類を培養するチューブを張り巡らせて、森林浴のような癒やしが感じられる空間も設ける。

 黒田紀幸館長は「循環型社会に向けて何ができ、社会がどう変わるのかを考えてもらう機会を提供できれば」と話している。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください