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スピードスケートW杯、稲川くるみが3位…500mで自己ベスト、個人種目で初の表彰台

読売新聞 / 2025年1月27日 9時44分

女子500メートルで3位となり、笑顔を見せる稲川くるみ(右)(26日)

 【カルガリー(カナダ)=帯津智昭】スピードスケートのワールドカップ(W杯)第3戦は26日(日本時間27日)、カナダのカルガリーで最終日が行われ、女子500メートルで稲川くるみ(光文堂インターナショナル)が自己ベストを更新する37秒24で3位に入り、個人種目で自身初のW杯表彰台となった。今季2勝の吉田雪乃(寿広)は5位だった。男子500メートルでは新濱立也(高崎健康福祉大職)が9位、森重航(オカモトグループ)は11位だった。

 稲川は「(表彰台に)ずっと上りたかった。今回こうしてメダルを取れたのは、本当にすごくうれしい」と笑顔を見せた。

 2018年の世界ジュニア選手権の500メートルを制した25歳。今季は開幕前に腰を痛めて十分な練習ができないまま、シーズンに入った。W杯前半戦では長野での第1戦の1回目での5位が最高で、「どんどん成績が落ちて、大幅にネガティブになってしまった」という。

 昨年12月中旬の全日本選手権後、他の選手が夏の時期にするような体力的に追い込む練習を敢行。「前半できなかった練習をとにかく積み重ねた。速いペースで滑って、ちょっと休んでまた滑って。疲れたところから、もう1回動かす練習をした」という。

 その成果が出た形で、「初めて世界の3番になれた。自信になる」と喜ぶ。ただ、「それも今日の夜にはリセットさせようとは思っている」と、次戦に向けて気を引き締めていた。

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