早大サークル出身で大阪国際女子マラソン２位の小林香菜「今朝もジョグできた」…一夜明け記者会見

記者会見後に写真撮影に応じる小林香菜

　陸上・大阪国際女子マラソンで、日本歴代１０位となる２時間２１分１９秒で日本人トップの２位に入った小林香菜（大塚製薬）が大会から一夜明けた２７日、大阪市内で記者会見に臨んだ。「いまだにあまり実感は湧かないけど、うれしい」と喜びを語った。

　「筋肉痛は脚にあるけど、今朝も少しゆっくりのジョグはできた」と体を動かした後に報道各社の取材に応じた。ゴールまで残り８００メートルで２位に浮上したレースについて問われ、「自分のペースで走り、気づいたら３５キロくらいになっていた。あっという間だった」と振り返った。

　早大のランニングサークルを経て昨春に実業団入りした２３歳の新鋭は「やっぱり世界の舞台を走りたいが、まだまだ昨日の走りだけでは力不足。上り坂ではすぐに離されたので、弱いところを克服していきたい」とさらなる成長を期した。