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初場所Vの豊昇龍、王鵬・金峰山とのともえ戦は「限界を超える戦い」…今後は「負けない相撲」

読売新聞 / 2025年1月27日 12時23分

 大相撲初場所で9場所ぶり2度目の優勝を遂げた大関豊昇龍関(25)が、千秋楽から一夜明けた27日、所属する東京都台東区の立浪部屋で記者会見を開いた。大関昇進後では初めて賜杯を抱き、第74代横綱への昇進も確実とした豊昇龍関は「今でも夢を見てるのかなと思う。まだ信じられない」と喜びを口にした。

 豊昇龍関は記者会見場に現れると、「ぐっすり寝た。やっぱり疲れた」と苦笑い。「終わったと思った瞬間、全身が痛くなった」と頭をかいた。

 初場所は9日目までに3敗を喫したが、10日目から白星を並べて首位を猛追。千秋楽は大関琴桜関に本割で勝ってトップに並び、平幕の王鵬関、金峰山関との優勝決定ともえ戦を制した。豊昇龍関は「大変だった。『ここで勝たないといけない』という、限界を超えるような戦いだった」と激闘を振り返った。

 27日夕に開催される横綱審議委員会で横綱への推薦が決まれば、29日の春場所番付編成会議と臨時理事会で正式に昇進が決定する。優勝25度を誇る元横綱朝青龍のおいにあたる豊昇龍関は、「子どもの時から横綱を隣で見てきたけど、入門してから横綱ってこんなにすごいんだと思った」と最高位の重みを語った。

 一人横綱の照ノ富士関が初場所中に現役を引退し、同じモンゴル出身の大関がバトンを受け継ぐ形となる。豊昇龍関は「これからは勝つ相撲じゃなく、負けない相撲を取りたい」と先を見据えた。

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