ボクシング元世界王者の薬師寺保栄容疑者、傷害容疑で逮捕…物干しざおで知人女性殴った疑い

薬師寺保栄容疑者（２００２年１０月１０日撮影）

　知人女性を暴行してけがをさせたとして、愛知県警中署がプロボクシング元世界王者・薬師寺保栄容疑者（５６）を傷害容疑で現行犯逮捕していたことが、捜査関係者への取材でわかった。

　捜査関係者によると、薬師寺容疑者は２５日夜、名古屋市中区の自宅で、物干しざおで知人の２０歳代女性を殴るなどし顔にけがを負わせた疑いが持たれている。

　薬師寺容疑者は１９９３年、世界ボクシング評議会（ＷＢＣ）バンタム級王者となり、４度防衛を果たした。引退後はボクシングの解説者やタレントとして活動。名古屋市内のボクシングジムで会長を務めている。