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中国道の工事現場で足場崩れ5人落下、2人死亡し1人重体…廿日市の橋改修工事

読売新聞 / 2025年1月27日 22時48分

 27日午後3時30分頃、広島県廿日市はつかいち市吉和の中国自動車道で、橋の補修工事をしていた男性作業員5人が、地上約20メートルの場所にある足場から転落した。県警廿日市署によると、年清友浩さん(49)(広島県福山市)と、インドネシア国籍のトリス・リズキ・アクバル・レフォルマンシャーさん(26)(島根県益田市)が死亡。20歳代男性が重体となったほか、50歳代と20歳代の男性もけがを負った。

 発表では、5人は同日午後3時頃から、橋からつり下げるタイプの足場を設置中、足場が崩れたという。

 西日本高速道路中国支社などによると、現場は吉和インターチェンジ(IC)から北東約500メートルにある「鷹の巣橋」。中国自動車道では昨年7月から2027年4月までの予定で、広島県安芸太田町と島根県吉賀町の間で、老朽化した橋の補修工事が行われているという。

 現場近くに住む50歳代の女性は「自宅にいて、何台もの消防車やパトカーのサイレンが鳴り響いて事故に気づいた。死者が出るような事故が起きて痛ましい」とショックを受けていた。

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