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WBA暫定王者が井上尚弥に怒り、挑戦権保持も待機続き不満爆発 「2年近く凍結」「言い訳を聞くのは馬鹿げている」

J-CASTニュース / 2025年1月28日 11時32分

WBA暫定王者が井上尚弥に怒り、挑戦権保持も待機続き不満爆発 「2年近く凍結」「言い訳を聞くのは馬鹿げている」

4団体統一王者・井上尚弥(写真:森田直樹/アフロスポーツ)

プロボクシングの元WBA・IBF世界スーパーバンタム級王者で、現WBA世界同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン、30)が、世界同級4団体統一王者・井上尚弥(大橋、31)に怒りを示した。

「なぜか試合は実現せず、2年近くも凍結されている」

米ボクシング専門メディア「ボクシングシーン」(ウェブ版)が2025年1月28日に報じた。

アフマダリエフは、同メディアのインタビュー取材に応じ、自身が置かれた状況を説明しつつ、井上戦の正当性を主張した。

「ボクシングにはルールがある。ボクシングにはルールがあるし、彼と戦いたいんだ。私は指名挑戦者なんだ。私は元統一王者。ベストと戦いたい。ベストは井上だ。ただタイトルを取りたいわけじゃない。なぜか試合は実現せず、2年近くも凍結されている。彼が戦いたくないのなら、私に何ができる?」

スポーツ紙などの報道によると、井上が所属する大橋ジムの大橋秀行会長(59)が25日、井上とともに会見を開き、25年度のスケジュールに言及した。

井上の次戦は、米ラスベガスでWBC世界スーパーバンタム級1位のアラン・ピカソ(メキシコ、24)との対戦を予定。そして、ピカソ戦に勝利すれば、アフマダリエフとの対戦を見据えているとした。

このような井上陣営の計画に対して、アフマダリエフは次のように語った。

「井上は他の選手にチャンスを与えている」

「井上は他の選手にチャンスを与えている。それは構わない。おそらく井上や陣営は、今年後半にサウジアラビアで予定されている試合に移る前に、アメリカでピカソという格下の敵と戦うために動いているのだろう。私は今、誰も信用していない。偉大なチャンピオンたちは常にベルトを防衛してきた。それがルールだ。私は1年半の間に3度の防衛を果たした。井上の言い訳を聞くのは馬鹿げている」

アフマダリエフは20年1月にWBA・IBF世界スーパーバンタム級王座を獲得し、同王座を3度防衛した。当時、バンタム級からスーパーバンタム級への転向を計画していた井上の対戦候補に挙がったが、4度目防衛戦でマーロン・タパレス(フィリピン、32)に負け、無冠となった。

アフマダリエフに勝利したタパレスは、23年12月に、スーパーバンタム級の4つの王座をかけて井上と対戦し、10回KO負け。アフマダリエフがタパレスに勝利していれば、井上と対戦する可能性が高かった。

アフマダリエフは23年12月に行われたWBA世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦を制し、井上への指名挑戦権を獲得。その後、井上との対戦はなく、24年12月にWBA同級暫定王座決定戦に勝利し、暫定王者となった。

「ボクシングシーン」のインタビューの中で、アフマダリエフは「私はいつでもどこでも彼と戦う準備ができている。ラスベガス、日本、サウジアラビアに行く準備はできている。世界最高のファイターと対戦するチャンスを得るためなら、どこへでも行く準備はできている」と自信を見せたという。

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