日銀審議委員に早大教授の小枝淳子氏案、マクロ経済学や金融を研究…安達誠司氏退任で「リフレ派」は1人に
読売新聞 / 2025年1月29日 10時20分
政府は28日、日本銀行の審議委員に早大教授の小枝淳子氏を充てる人事案を国会に提示した。3月25日に任期満了となる安達誠司・審議委員の後任で、国会の同意後に就任する。審議委員の任期は5年間となる。
小枝氏は、マクロ経済学や金融を研究する経済学者で、1999年に東大経済学部を卒業後、2005年にカリフォルニア大ロサンゼルス校で経済学博士号を取得した。国際通貨基金(IMF)エコノミストや早大准教授を経て、22年4月から早大教授を務めている。過去には、日銀金融研究所の客員研究員も務めていた。
金融政策を決める9人の政策委員のうち、女性は現在、21年就任の中川順子氏のみだ。小枝氏が就任すれば、1998年の新日銀法の施行以降、初めて女性の政策委員が2人となる。
退任する安達氏は、積極的な金融緩和により経済成長と緩やかな物価上昇を目指す「リフレ派」とされてきた。ただ、昨年3月の大規模な金融緩和の終了や、昨年7月と今月の追加利上げの決定には反対しなかった。安達氏の退任後、リフレ派とされる政策委員は野口旭・審議委員だけとなる。
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