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米国が来年1月「パリ協定」離脱、トランプ政権が国連に通告

読売新聞 / 2025年1月29日 6時53分

トランプ大統領=ロイター

 【ニューヨーク=山本貴徳】国連は28日、米国から温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」を離脱するとの通告を27日に受けたと明らかにした。協定の規定に基づき、正式な離脱は1年後の来年1月27日になる。

 米国は第1次トランプ政権時の2020年にパリ協定から離脱し、バイデン前政権の21年に復帰した。石油や天然ガスの増産に意欲を見せるトランプ氏は大統領に就任した今月20日、再び離脱するための大統領令に署名していた。

 国連のステファン・ドゥジャリク事務総長報道官は28日の記者会見で、「地球の気温上昇を抑えるあらゆる努力を支援する」と強調した。米国の温室効果ガス排出量は中国に次ぐ世界第2位。気候変動対策で主導的な役割を果たしてきた米国の離脱は、産業革命前からの気温の上昇幅を「1・5度」に抑制する同協定の目標達成に水を差すと懸念されている。

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