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ルーブル美術館、老朽化で大規模改修へ…EU域外の来館者値上げ・モナリザ鑑賞に追加料金

読売新聞 / 2025年1月29日 11時45分

ルーブル美術館で説明するマクロン大統領(28日)=AP

 【パリ=梁田真樹子】フランスのマクロン大統領は28日、パリのルーブル美術館について、ガラスのピラミッドとは別に新たな入り口を設置するなど、2031年までかけて大規模な改修工事を行うと発表した。これに伴い、欧州連合(EU)域外からの来館者に関し、22ユーロ(約3600円)の入館料を26年1月から値上げする方針も表明した。

 大規模改修により、施設の許容度を超えて増える来館者や老朽化に対応する。地元紙「ル・パリジャン」などによると、美術館側は政府に対し、「激しい温度変化によって作品管理が危うくなっている」といった問題を訴えていたという。

 レオナルド・ダ・ビンチの代表作「モナリザ」は、改修後は専用スペースを設けて展示される予定で、鑑賞には追加料金を徴収する。こうした追加料金や、EU域外の来館者に対する値上げ幅は発表されていない。

 仏大統領府によると、1980年代に約400万人だったルーブル美術館の来館者は、昨年は900万人近くに上った。マクロン氏は28日の演説で、改修後は年間1200万人の来館者を目指す考えを示した。

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