1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

山形知事選の無効票、前回の3倍…大差決着の見込みで「意思表示の意味なし」と考えた可能性

読売新聞 / 2025年2月1日 17時54分

 1月26日投開票の山形県知事選で、候補者名を記さなかったり候補者以外の名前などを書いたりした「無効票」は6939票となり、2021年の前回選(2310票)の3倍に上ったことが、県選挙管理委員会への取材でわかった。現職の圧倒的優位が見込まれた選挙戦に、意思表示の意味がないと考えた有権者がいた可能性がある。

 県選管によると、無効票のうち「白票」が6割超の4527票。次いで、「無関係な雑事の記載」が1075票など。

 投票総数に占める無効票の割合も2・02%と前回(0・40%)から増加。市町村別では、酒田市の3・92%が最も高く、山形市(2・83%)、鶴岡市(2・40%)、遊佐町(2・36%)と続いた。

 県選管は「投票率の低下は危惧していたが、無効票の増加は予想外だった。投票先として、『どちらの候補者でもない』と感じた有権者が多かったのではないか」と推測している。

       ◇

 県選管によると、知事選で5選を果たした吉村美栄子氏(73)は31万8364票を獲得。得票率は94・71%に達した。市町村別で最高だったのは鮭川村で、98・07%だった。一方、落選した金山じゅん氏(84)の得票率が最高だったのは酒田市で、7・80%だった。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください