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TXの東京駅延伸、渡辺社長「しっかりと対応」…一般運賃を値上げ・子供は「思い切った減額」検討も

読売新聞 / 2025年2月1日 16時26分

開業20周年記念ロゴマークなどを発表する渡辺社長(28日、茨城県つくば市で)

 8月に開業20周年を迎えるつくばエクスプレス(TX)を運営する首都圏新都市鉄道(東京都)の渡辺良社長は1月28日の記者会見で、東京駅への延伸に「しっかりと対応するように努力する」と前向きな姿勢を示した。一般向けの運賃に関しては、設備更新などを背景に「値上げを検討していくべき課題」とする一方、子供向けは「思い切った減額を検討する」と引き下げる可能性を明らかにした。

 TXの東京駅延伸を巡っては、茨城県つくば市など沿線11自治体が昨年12月に期成同盟会を設立。会長に就いた松丸修久・守谷市長が「関係機関にこれまで以上に働きかけたい」としていた。

 国の交通政策審議会も2021年、東京駅から臨海部への都心部・臨海地域地下鉄構想を基幹的な交通基盤として期待し、TXとの接続を含め検討の深度化を図るべきだと答申。会見した渡辺社長はこれを評価し、「国の交通ネットワークの観点から指摘されている」と説明した。

 運賃については、開業20年で設備更新の必要があり、どのように資金を確保していくかが課題などとして値上げに言及。他方、「若い世代が移住し、(安心して)子育てができる環境を提供できる鉄道路線が将来につながる」とし、子供向け運賃は値下げを議論する考えを示した。

 この日の会見では、開業20周年記念のロゴマークや、マスコットキャラクターを紹介。4月以降、記念列車の運行など様々なイベントを展開するという。

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