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新横綱・豊昇龍「何があっても力強く立ち向かって頑張りたいと思った」…口上に「気魄一閃」選んだ理由語る

読売新聞 / 2025年1月29日 19時3分

横綱昇進伝達式後の記者会見で笑顔を見せる豊昇龍(29日、東京都台東区で)

 大相撲の第74代横綱豊昇龍(25)(モンゴル出身、立浪部屋)が29日、誕生した。新横綱は2021年名古屋場所後の照ノ富士以来で、モンゴル出身の横綱は叔父の朝青龍や白鵬、照ノ富士らに続いて6人目。同日の春場所番付編成会議と日本相撲協会臨時理事会で昇進が正式に決まり、その後の伝達式では「横綱の名を汚さぬよう、気魄一閃きはくいっせんの精神で精進いたします」とよどみなく口上を述べた。

 伝達式後の記者会見で、「言うことないくらいにうれしい」と満面の笑みを見せた新横綱。2023年名古屋場所後の大関昇進時と同じ「気魄一閃」の言葉を口上に用いた。横綱は「その通りに頑張ってきたと思うから、その言葉を選んだ。何があっても力強く立ち向かって頑張りたいと思って使った」と意図を説明し、「誰のまねもしないで、これが豊昇龍だというものを作りたい」と力を込めた。初場所中に引退した照ノ富士から一人横綱のバトンを受けての昇進で、「すごい人だと思って見てきた。同じくらい頑張らないといけない」と先輩に敬意を示した。

 伝達式前日には叔父と電話し、「(相撲)協会の看板力士なんだからしっかり考えていきなさい」と言われたという。「(横綱昇進で)恩返しができたかなと思う」と感謝も口にし、朝青龍が問題視された品格についても「しっかり考えてやっていかなくちゃいけない」と語った。

 横綱土俵入りの型は叔父と同じ雲竜型を選択。綱打ちを行う30日に練習し、31日に東京・明治神宮で奉納土俵入りを披露する。

記者会見での一問一答は以下の通り。

 ――大関昇進時との心境の違いは。

 「もちろん大関と横綱は違う。(伝達式を終えた)今でも緊張している」

 ――入門から7年を振り返ってどうか。

 「今までの場所が全部勉強になった。これから今までより何倍も稽古しなくちゃいけないなと感じる」

 ――叔父の朝青龍と同じ番付になった気持ちは。

 「入門して、横綱ってこんなにすごい人なんだと感じた。それくらい自分も頑張らなくちゃいけないと思った。恩返しができたかなと思う」

 ――横綱としての目標は。

 「入門した時から横綱が夢だった。そのてっぺんに来て、もっと上のてっぺんを目指して頑張りたい。横綱として優勝の数を2桁にしたい」

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