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「井上尚弥をKOする力ある」1階級上のWBCフェザー級王者が「挑戦状」...「俺は誰も怖がらない」米メディア

J-CASTニュース / 2025年1月29日 11時27分

「井上尚弥をKOする力ある」1階級上のWBCフェザー級王者が「挑戦状」...「俺は誰も怖がらない」米メディア

4団体統一王者・井上尚弥(写真:森田直樹/アフロスポーツ)

プロボクシングのWBC世界フェザー級王者ブランドン・フィゲロア(米国、28)が、打倒・井上尚弥(大橋、31)に絶対の自信を見せた。

世界2階級制覇も井上が倒したフルトンに判定負け

米国の歴史と権威のあるボクシング専門誌「ザ・リング」(ウェブ版)が2025年1月28日に報じた。

フィゲロアは、元WBA・WBC世界スーパーバンタム級王者で、現在は井上の1階級上のWBCフェザー級王者に君臨している。

スーパーバンタム級時代には、過去に井上が対戦したルイス・ネリ(メキシコ、30)と、スティーブン・フルトン(米国、30)と対戦した経験を持つ。

WBA同級王者時代の21年5月に、WBC同級王者ネリを相手にWBA・WBC王座統一戦を行い、7回KO勝利で王座統一に成功した。

そして、6カ月後の11月にWBO同級王者フルトンを相手に、WBC・WBO王座統一戦を行い、0-2の判定で王座統一に失敗した。

なお、井上はネリを6回TKOで下し、フルトンには8回TKOで勝利している。

フィゲロアは王座陥落後、階級を1つ上げフェザー級に転向。23年3月にWBC世界フェザー級暫定王座決定戦を制し、暫定王者となった。その後、正規王者に昇格した。

「これは俺の階級であり、それを証明し続けたい」

将来的に井上との対戦を見据えるフィゲロアは、「ザ・リング」のインタビューに対し、「井上をノックアウトする力は持っている」と自信を見せ、こう続けたという。

「俺は何でもできる。特に俺の戦い方ならね。俺はユニークなファイターだ。左構えでも右構えでも戦える。インサイドでもアウトサイドでも戦える。俺とチームがその試合をどう評価し、ゲームプランのためにどうトレーニングするかにかかっている」

フィゲロアのプロ戦績は、25勝(19KO)1敗1分けで、唯一の黒星はスーパーバンタム級時代のフルトン戦で喫したものだ。

フィゲロアは「122ポンド(スーパーバンタム級)の時は強くなかった」と当時を振り返り、次のように語った。

「すでにこの階級(スーパーバンタム級)から脱落しかけていた。126ポンド(フェザー級)になった今の方が強くなったと感じている。準備はできていると思う。これは俺の階級であり、それを証明し続けたい。俺は恐れ知らずで、誰も怖がらない。ファンが見たい試合を見せたい」

フィゲロアは2月2日に米ラスベガスで行われるWBC世界フェザー級タイトル戦で、フルトンとの再戦に臨む。

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