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武田薬品のウェバー社長CEO、来年6月に退任…12年間経営トップ務め改革にめど

読売新聞 / 2025年1月30日 16時50分

武田薬品工業のクリストフ・ウェバー社長(武田薬品工業提供)

 武田薬品工業は30日、クリストフ・ウェバー社長CEO(最高経営責任者)が2026年6月に退任すると発表した。後任には、米国事業を率いるジュリー・キム氏が就く。14年に同社で初の外国人社長となったウェバー氏は、経営トップを12年間務めることになる。

 韓国系アメリカ人のキム氏は、アイルランド製薬大手だった旧「シャイアー」の出身で、19年の買収で武田薬品へ移った。22年から米国事業トップを務める。

 30日の決算記者会見で、ウェバー氏は「キム氏のヘルスケア業界での経験は30年以上あり、この役割に最適な人材だ。複雑なグローバル企業を率いるのにふさわしい人格を備えている」と評価した。キム氏は「社会に対して長期的な価値を生み出し、貢献したい」とコメントした。

 ウェバー氏は、19年に6兆円超を投じたシャイアー買収を主導した。収益性が高い医療用医薬品事業を強化し、経営改革を進めた。

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