復興願い巨人「橙魂シリーズ」、富山と石川で５月…タオルやユニホームを内野来場者にプレゼント

橙魂ユニホームを着用する小林、大城、岸田選手（左から）

　読売巨人軍は１月３０日、昨年の能登半島地震や能登半島豪雨への復興へ向けたメッセージを込めてジャイアンツの選手が「橙魂（とうこん）ユニホーム」（オレンジ色）を着用して出場する「橙魂シリーズ」の日程を発表した。５月に富山・石川で実施する北陸開催（広島戦）の２試合も含まれる。

　今年の橙魂シリーズは計８試合の予定。北陸開催が最初で、次いで東京ドームで行う６月１７～１９日の日本ハム戦、８月２２～２４日のＤｅＮＡ戦が対象となる。選手はＪＥＲＡセ・リーグ２０２４の優勝チームに与えられる「チャンピオン・エンブレム」が右袖に付いた橙魂ユニホームと、デザインを刷新したキャップ・ソックスを着用して戦う。

　「橙魂シリーズ」は東日本大震災の復興支援を目的にスタート。選手らが着用したユニホームを慈善オークションに出品して売り上げを義援金として被災地に寄付するなどの支援活動を行っている。「Ｆａｍｉｌｙ　Ｏｒａｎｇｅ（共にある一体感）」をコンセプト（基本理念）にしており、昨年の能登半島地震などからの復興支援も開催目的の一つだという。

　北陸開催は、５月２７日（富山）、２８日（金沢）の２試合。富山では「北陸×橙魂　富山限定マフラータオル」、金沢では「橙魂レプリカユニホーム」を、それぞれ内野席の来場者全員に配布する。チケットの一般販売は４月頃を予定している。

　詳細は、巨人軍公式ウェブサイト（https://www.giants.jp/)で。