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フジテレビの遠藤龍之介副会長「お金よりも信頼を取り戻さないと」…最終赤字に転落の見通し

読売新聞 / 2025年1月30日 20時6分

フジテレビの遠藤龍之介副会長

 フジ・メディア・ホールディングス(HD)は30日、2025年3月期連結決算の業績予想を下方修正したと発表した。傘下のフジテレビでCMの差し止めが相次いでいるためで、最終利益は昨年5月時点の予想から66・2%減の98億円を見込んでいる。フジテレビ単体の決算は最終赤字に転落する見通しだ。

 フジHDの最終利益が100億円を割るのは、景気低迷でCM収入が落ち込んだ10年3月期以来、15年ぶりとなる。売上高は8・4%減の5482億円、本業のもうけを示す営業利益は49・0%減の180億円に引き下げた。

 フジテレビでは、元タレントの中居正広さんの女性トラブルを巡り、企業がCMを差し止める動きが広がっている。フジテレビは公共広告に差し替えたCMの料金を請求しない方針で、テレビCMの収入は当初想定から15・7%(233億円)減り、1252億円となる見通しだ。

 通常なら、春の番組改編に向けた広告の契約交渉が始まる時期だが、広告主がいつ戻るか見通せない状況が続く。フジテレビの遠藤龍之介副会長は27日の記者会見で「日々お金が失われている状況だが、お金よりもまずは信頼を取り戻さないといけない」と話していた。

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