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秋田・鹿角市長のパワハラ、市議会が不信任決議案を可決…「資質が決定的に欠けている」

読売新聞 / 2025年1月30日 20時25分

関厚氏

 秋田県鹿角市の関厚市長のパワハラ問題で、同市議会は30日の本会議で、関市長に対する不信任決議案を15対2で可決した。関市長は自ら辞職するか、10日以内に市議会を解散するかを迫られ、議会を解散しない場合は自動失職となる。

 同市で市長に対する不信任決議は初めて。県によると、2007年以降、県知事や他の県内市長でも例はない。

 不信任決議(提案者・児玉悦朗市議)では、第三者委員会で認定されたパワハラ行為12件について「衝撃的」と指摘。23年9月、公共工事を巡って関市長が職員に対し、「こういうとき、霞が関では誰かが責任を感じてビルの上から飛び降りたりする」などと発言した点について「暗に自殺を促した」と断じた。

 さらに「市のトップをつかさどる資質が決定的に欠けている。関市政の下では市は後退する」と不信任を突きつけた。

 決議後、関市長は「大変重い決議。難しい判断となるので多くの方から話を聞いて時間をかけて熟慮したい」と述べた。

 市長が辞職した場合、50日以内に市長選が実施される。市長が市議会を解散した場合、40日以内に市議選となるが、任期満了に伴う市議選が3月9日投開票の日程で決まっており、そのまま実施される運びだ。

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