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リニア開業時、浜松駅停車の「ひかり」増…JR東海社長が鈴木・静岡知事にメリット示す

読売新聞 / 2025年2月4日 8時53分

JR東海

 JR東海の丹羽俊介社長が1月30日、リニア中央新幹線の品川―名古屋間の開業時に静岡・浜松駅に停車する「ひかり」を、現状の1時間に1本から2本に増やす考えを示した。同日、鈴木知事と面会して明らかにした。

 面会終了後の取材に応じた丹羽社長は、リニアの開業で「のぞみ」の乗客が減ることで、新幹線のダイヤに余裕が生じると説明。さらに品川―大阪間の全線開業後には、県内の他の駅への新幹線停車回数も増やし、「静岡県の皆様にとって、より便利なダイヤにしたい」と述べた。

 鈴木知事はこれまで、開業による県内へのメリットとして、新幹線の停車回数の増加を挙げ、具体的な回数を示すようJR側に求めていた。鈴木知事もこの日、「相当踏み込んだ回答。喜ばしい情報だった。リニア開通のメリットがないわけではないと理解が進むのではないか」と評価した。

 一方、静岡工区の着工判断については「今まで通り、(JR東海に求めている)対話項目を丁寧にやっていく」と強調した。

 両氏が面会するのは、昨年6月以来2回目。面会は非公開で約30分間行われた。

 リニア開業による東海道新幹線への影響については、国土交通省が2023年、静岡県内での「ひかり」「こだま」の停車回数を1・5倍に増やせると示していた。

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