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トランプ氏と初の首脳会談へ石破首相「両国の国益満たす新しい形の同盟築く」「拉致問題も協力求める」

読売新聞 / 2025年1月31日 12時55分

衆院予算委員会で答弁する石破首相(31日、国会で)=川口正峰撮影

 衆院予算委員会は31日午前、石破首相と全閣僚が出席して基本的質疑を行い、2025年度予算案の実質審議に入った。首相は「経済再生と財政健全化の両立を図るためのメリハリの利いた予算だ」と述べ、早期成立を訴えた。

 首相は調整中の米国のトランプ大統領との初の首脳会談について、「両国の国益を満たすような新しい形の同盟を築くことができるか、きちんと話をし、日米同盟を新たな高みに引き上げていきたい」と意欲を示した。

 会談に関し、「(沖縄県の)尖閣諸島が日米安全保障条約の(適用)対象であることを確認するのは大事だ。(北朝鮮による日本人)拉致問題についても理解、協力を求める」とも語った。

 重大なサイバー攻撃を未然に防ぐ「能動的サイバー防御」を導入するための関連法案については、「表現の自由に抵触しないかどうか、よく配慮しながら万全を期していく」と語り、今国会での成立を図る考えを示した。政府は関連法案を2月上旬に閣議決定し、国会に提出する予定だ。

 また、首相は生成AI(人工知能)を活用した研究開発などに関し、政府の基本計画を策定する考えを表明した。そのうえで「問題のある事業者がいた場合、指導、助言で足りなければ、それを上回るような措置を講ずることができる法案を作っていかねばならない」と指摘した。生成AIを巡っては、悪質な利用による人権侵害や安全保障上の脅威が問題化している。自民党の小野寺政調会長、中曽根康隆氏の質問に答えた。

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