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京アニ事件、青葉死刑囚の弁護人が本人による「控訴取り下げ」無効の申し立て

読売新聞 / 2025年1月31日 13時39分

煙を上げて燃える「京都アニメーション」のスタジオ(2019年7月18日撮影、読売ヘリから)

 36人が犠牲になった2019年7月の京都アニメーション放火殺人事件で、自ら控訴を取り下げて死刑判決が確定した青葉真司死刑囚(46)の弁護人が、取り下げは無効だとして、大阪高裁にその効力を争う申し立てを行った。30日付。高裁への取材でわかった。

 昨年1月の1審・京都地裁の裁判員裁判判決は死刑とし、弁護人と青葉死刑囚本人が控訴。関係者によると、弁護人は控訴審で、1審と同様、青葉死刑囚は刑事責任能力がない状態だったとして無罪を主張する方針だった。しかし、青葉死刑囚は1月27日付で控訴を取り下げた。

 1審判決によると、青葉死刑囚は19年7月18日、京都市伏見区の京アニ第1スタジオに放火し、36人を殺害。34人を殺害しようとしてうち32人に重軽傷を負わせるなどした。

 1審で青葉死刑囚は起訴事実を認め、刑事責任能力の有無や程度が争点となった。判決は「妄想性障害」と認定した一方、放火殺人という犯行手段にはほとんど影響がなかったとして完全責任能力を認めた。

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