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米連邦検察、水原一平被告は「大谷選手のカードで家賃払っていた」…「給料安すぎ」との主張に反論

読売新聞 / 2025年2月1日 4時19分

水原一平被告=ロイター

 【ロサンゼルス=後藤香代】米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手(30)の元通訳、水原一平被告(40)が大谷選手の預金口座から金をだまし取ったとして銀行詐欺罪などに問われている裁判で、米連邦検察は30日、「給料が安すぎた」などの理由で刑の減軽を求めた水原被告の主張に反論する文書を提出した。

 水原被告は23日に提出した意見書で、大谷選手がエンゼルスに所属していた当時、大谷選手の身の回りの世話をするために近くに住み、「家賃の支払いで経済的に苦しかった」と釈明した。これに対し、連邦検察は30日、2022年に水原被告の家賃が大谷選手の口座から引き落とされていた証拠を示し、「被告は大谷選手の承諾を得ずに、大谷選手のデビットカードで家賃を支払っていた。被告の口座には常にかなりの残高があった」と指摘した。

 さらに、水原被告は意見書で「18歳の頃からギャンブル依存症と闘ってきた」と自身の依存症の深刻さを訴えたが、連邦検察は21年に水原被告が違法なスポーツ賭博を始める前の賭博歴を調べた結果、「長年にわたる依存症の証拠は存在しない」と結論付けたことも明らかにした。

 連邦検察は「被告は大谷選手から金を盗んだことを正当化しようとしている」として、改めて禁錮4年9月と大谷選手の被害額約1700万ドル(約26億円)の返還命令を連邦地裁に求めた。

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