アメリカ東部で小型機が墜落、小児患者と付添人ら６人搭乗…大きな爆発・周囲の住宅に延焼も

小型機が墜落したアメリカ・ペンシルベニア州フィラデルフィアの現場付近（１月３１日）＝ＡＰ

　【ニューヨーク＝山本貴徳】米東部ペンシルベニア州フィラデルフィアで１月３１日午後６時半頃（日本時間２月１日午前８時半頃）、民間小型ジェット機が墜落した。米連邦航空局（ＦＡＡ）によると、同機には６人が搭乗していたが、安否は不明。墜落現場では大きな爆発が起きた。地上で事故に巻き込まれた人が複数いる可能性があり、地元当局は消火活動や救出活動を急いでいる。

　ＦＡＡによると、同機はビジネスジェット「リアジェット５５」で、現場から約５キロ・メートルの空港から離陸し、ミズーリ州に向かっていた。同機を運航していた航空医療サービス企業は声明で、搭乗していた６人は、小児患者と付添人、乗員４人で、「現時点で生存者は確認できない」としている。

　現場はフィラデルフィア北東部のショッピングモールや住宅がある地域。米メディアが報じた映像では、墜落した同機は爆発、炎上し、周囲の住宅や車などにも延焼した。