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八潮の道路陥没「すぐに部隊を投入する準備」…消防局の担当者、造成進むスロープの完成待つ

読売新聞 / 2025年2月1日 12時0分

スロープの整備が進む道路の陥没現場(1日午前、埼玉県八潮市で、読売ヘリから)=守谷遼平撮影

 埼玉県八潮市で起きた県道の陥没事故で、県は穴にトラックごと転落した70歳代の男性運転手の救出作業を行うため、1日午前も穴へのスロープ造りを急ピッチで進めている。早ければ同日夕にも完成し、重機を使った救出が始まる見通しだ。ただ、現地では2日朝から雨や雪が予想されており、穴に水が流れ込めば、新たな対策が必要となりそうだ。

 県や消防によると、1日午前11時現在、スロープの造成は予定通り進んでいる。崩落で穴の内部に落ちた電柱などが撤去された。1月28日午前の発生からすでに4日が経過し、草加八潮消防局の担当者は「スロープが完成して安全が確認されたら、すぐに部隊を投入する準備を整えている」と話している。

 穴には当初、雨水を流す「雨水幹線」から水が流れ込み、救出作業を妨げていた。県によると、1月31日までに幹線の上下流域で土のうを積み上げるなどした結果、流入は止まった。

 熊谷地方気象台によると、八潮市がある県南部では2日、3センチほどの積雪となる可能性があるという。県によると、雨や雪が降って穴や周辺の土砂がぬかるんだ場合、救出作業を中断する可能性もある。

 近隣の住民からは、活動への影響を心配する声が聞かれた。パート従業員は「雨や雪で新たな陥没が起きたり、穴の中に水がたまったりしないか……」と語り、別の女性(68)は「救出作業で二次被害が起きないよう気をつけてほしい」と話した。

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