1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

指2本を失った人質女性、国連機関の施設で拘束…「極めて憂慮すべき事態」と事務局長が声明

読売新聞 / 2025年2月1日 16時25分

ガザ南部ラファで避難民に配られる国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の支援物資(昨年3月7日)=ロイター

 【エルサレム=福島利之】パレスチナ自治区ガザでイスラム主義組織ハマスから解放されたイスラエル人人質の女性(28)の母親が1月31日、娘は国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の施設に拘束されていたとX(旧ツイッター)で明かした。

 UNRWAのフィリップ・ラザリーニ事務局長は「極めて憂慮すべき事態」とする声明を出し、「ハマスによる施設の不正利用について独立した調査を求めてきた」と釈明した。UNRWAは一昨年10月13日以降はガザ北部から撤退し、施設を管理していない。

 女性は、エミリー・ダマリさんで、1月19日に停戦合意の第1弾として解放された。一昨年10月7日、ハマスの奇襲でガザ近くのキブツ(農業共同体)から拉致され、その際、左手の指2本を失った。母親は「ハマスは治療を受けさせるのを拒否した」としている。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください