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ハマスが人質3人を解放…イスラエルは183人を釈放し、ラファ検問所も開放

読売新聞 / 2025年2月1日 22時6分

1日、ラファ検問所のエジプト側に到着した救急車=ロイター

 【エルサレム=西田道成】イスラム主義組織ハマスは1日、イスラエルとの停戦合意に基づき、人質の男性3人を解放した。ロイター通信によると、イスラエルはパレスチナ人収監者ら183人を釈放した。

 停戦合意に基づく身柄交換は今回で4回目。ハマスはパレスチナ自治区ガザ南部ハンユニスでイスラエルとフランスの二重国籍の1人を含む2人、北部ガザ市でイスラエルと米国の二重国籍の1人を、赤十字国際委員会を通じてイスラエル側に引き渡した。

 1月30日の3回目の人質の解放は、大勢の戦闘員や観衆が人質を取り囲み、騒然とするなかで引き渡しが実施され、これにイスラエルが反発した。今回は、安全確保の求めを受けて仲介国が調整に入り、戦闘員や観衆が人質と距離を置く中で引き渡された。

 エジプトとの境界にあるガザ南部のラファ検問所は1日、域外での治療を受けるガザのパレスチナ人負傷者らのため開放された。負傷者らのエジプトへの通行は、昨年5月にイスラエル軍が検問所を制圧して以来だ。

 1月19日に始まった42日間(6週間)の停戦第1段階はおおむね合意が履行されており、数日内に第2段階以降の実施に向けた協議が始まる見込みだ。

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