カナダ、トランプ関税に報復25%…メキシコは5~20%検討
読売新聞 / 2025年2月2日 21時37分
【ニューヨーク=山本貴徳、ロサンゼルス=後藤香代】米国のトランプ大統領が1日、カナダとメキシコからの輸入品に25%の関税を課す大統領令に署名したことに対し、両国は報復措置を取ると表明した。
カナダのトルドー首相は1日に首都オタワで記者会見し、「ホワイトハウスの行動は両国を分断するものだ」と述べ、米国の対応を批判した。報復措置については、米国の関税が発効する4日から、300億カナダ・ドル(約3兆2000億円)分の米国製品を対象に25%の関税をかけ、3週間後に1250億カナダ・ドル分を追加すると説明した。関税の対象は、米国のビールやワイン、オレンジジュース、家電、木材など幅広い製品になるとしている。
メキシコのシェインバウム大統領も1日、X(旧ツイッター)に「メキシコの利益を守るための関税と非関税措置を含む計画を実施するよう指示する」と投稿した。ロイター通信はメキシコが米国の豚肉やチーズ、鉄鋼、アルミニウムなどに5~20%の関税を課すことを検討していると報じた。
第1次トランプ政権が2018年に鉄鋼やアルミニウムに高関税をかけた際も、カナダとメキシコは米国製品に関税をかけて対抗した。互いの関税措置は19年まで続いた。
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