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伝統行事「能登のアマメハギ」、2年ぶり実施…鬼の面つけた子どもたちが厄払い

読売新聞 / 2025年2月2日 21時0分

2年ぶりに行われたアマメハギで、「アマメー」と声を出す子どもたち(2日、石川県能登町で)=桐山弘太撮影

 能登半島地震の影響で昨年は中止となった伝統行事「能登のアマメハギ」が2日、石川県能登町で2年ぶりに行われ、鬼の面などを着けた子どもたちが家々を巡って災厄を払った。

 同町と同県輪島市に伝わる行事で、「来訪神 仮面・仮装の神々」の一つとして、国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されている。「アマメ」は、囲炉裏などに長くあたるとできる「火だこ」を指す方言で、それを剥ぎ取るアマメハギが人々の怠け癖を戒める。

 同町では例年、節分に4地区で行われるが、今年は道路の復旧などが進んだ3地区で実施。秋吉地区では、小中学生7人が鬼の面やみの、前垂れを着け、「アマメー」と叫びながら約20軒の家を回った。

 同地区の女性(89)は「久しぶりに子どもたちの元気な声が聞けてうれしかった」と話していた。

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