ロコ・ソラーレ苦しい船出、スチール響く…藤沢五月「内容は悪くない」と前を向く

第３エンド、ショットを放つロコ・ソラーレの藤沢五月（中央）（２日）＝上甲鉄撮影

　カーリング・日本選手権は２日、横浜ＢＵＮＴＡＩで女子１次リーグが行われ、初日は２０２２年北京五輪銀のロコ・ソラーレが前回準優勝の北海道銀行に５―７で敗れ、黒星発進となった。札幌国際大は前年３位の中部電力を７―５で破った。男女とも１０チームが２組に分かれ、総当たりで１次リーグを実施。各組上位３チームが２次リーグに進出し、同リーグの１位は決勝、２位と３位は準決勝にそれぞれ進む。

有利な後攻でスチール許す

　ロコ・ソラーレは苦しい船出になった。１点を追う第６エンド。有利な後攻で１点をスチールされたことが響いて、大事な初戦を白星で飾れなかった。今大会で３位以内を逃すと、ミラノ・コルティナ冬季五輪への道が絶たれるロコ・ソラーレ。スキップの藤沢は「内容は悪くない。修正すべきところはほんの少し。ここからまた緊張感のある試合になると思うが、自分たちらしく戦えれば」と前を向いた。