日経平均の午前終値、959円安の3万8612円…関税引き上げ応酬懸念で一時1100円超下落
読売新聞 / 2025年2月3日 11時44分
週明け3日の東京株式市場は、米トランプ政権が方針を示した関税への警戒感などから、ほぼ全面安となっている。日経平均株価(225種)は一時、前週末終値比1100円超下落した。午前の終値は959円53銭安の3万8612円96銭だった。
米トランプ大統領は1日、カナダとメキシコからの輸入品に25%の関税、中国には10%の追加関税を課すための大統領令に署名した。いずれも4日に発動する。
カナダ、メキシコは対抗措置の実施を明言している。関税引き上げの応酬が世界経済に悪影響を与えるとの懸念から、幅広い銘柄で売りが広がっている。
メキシコ経由で米国に輸出している自動車大手の株が大幅に下落している。中国のAI(人工知能)開発企業ディープシークの登場で、米ハイテク株の評価が揺らいで値を下げたことを受け、半導体関連株も値下がりしている。
3日の東京外国為替市場の円相場は、前週末(午後5時)と比べて1円程度円安・ドル高の1ドル=155円台後半で取引されている。米国の関税分が販売価格に転嫁されればインフレ(物価上昇)圧力が高まり、米長期金利が上昇するとの見方から、円売り・ドル買いが優勢となっている。
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