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八潮の道路陥没、スロープ拡幅で水の湧出部分を迂回へ…潜水可能なドローンで下水道管内を調査

読売新聞 / 2025年2月3日 11時57分

道路陥没の現場(3日午前9時47分、埼玉県八潮市で、読売ヘリから)=浦上太介撮影

 埼玉県八潮市の県道陥没事故で、県はトラックの男性運転手の救出活動再開に向け、穴の内部で確認された水を迂回うかいするスロープの拡幅工事を進めている。消防は安全確認ができ次第、本格的な救出活動に取りかかる考えだ。

 水が湧き出ているのはスロープの先端部付近。県などによると、工事は、現在のスロープを下りていく方向に向かって、左側で実施している。水が出た部分を迂回し、重機を穴の内部に入れられるようにする。2日夜から3日朝にかけて夜通し行われた。

 湧き出ている水について、県などは、下水道管から逆流した下水の可能性があるとみている。内部の状況は外から分からないため、県は3日、下水道管内部に潜水可能なドローンなどを投入し、障害物があるかどうか詳しく調べる。

 消防は救出活動について、「湧き出ている水の制御と、崩落の危険性判断が再開のカギになる」と話す。県は下水道内部の状況を把握することで、救出活動を後押ししたい考えだ。消防はさらなる崩落の危険が高まったとして、1日夕から男性の救出活動を中断している。

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