1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

ドラッグストアで大量万引き続発、訪日客が容疑者の被害額は1件8万8531円…警察庁が指針策定

読売新聞 / 2025年2月3日 19時13分

警察庁

 ドラッグストアでの大量万引き事件が相次いでいることを受け、警察庁は3日、巡回強化や防犯カメラ増設など、店側の対策をまとめた指針を策定したと発表した。一般社団法人「日本チェーンドラッグストア協会」(東京)を通じて、全国の店舗への周知を図る。

 警察庁が、業界団体向けに万引き対策の指針を策定したのは初めて。指針では、巡回強化や外国語での店内放送による注意喚起などの対策を列挙。防犯カメラ・防犯ミラーの設置や高額商品の陳列は空箱にすることなどを促す内容で、1月28日付で協会に交付された。

 警察庁によると、ドラッグストアでの万引き事件は増えており、昨年1~11月には計1万3754件に上った。2023年までの3年間の摘発状況を分析した結果、1件当たりの被害額の平均は、容疑者が日本人の場合が1万774円だったのに対し、訪日外国人の場合は8万8531円と高額になっていた。

 観光に見せかけて来日し、見張りや実行役など役割分担して化粧品や医薬品を盗むケースが目立つという。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください